【古い?】なぜ子どもにYouTuberになってほしくない親が多いのか
我が子が「将来はYouTuberになる!」と言い出したらどうですか?
きっと、多くの親は反対するのではないでしょうか。
安定しないし、そもそもちゃんと稼げるようになるのか分かりません。
YouTuberという職業自自体、怪しいとか馬鹿らしいと思っている方もいるかもしれませんね。
でも、YouTuberをやることってそんなに悪いことなのでしょうか。
今回は以下のような内容で書いていきたいと思います。
■ もくじ
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親世代にはなぜYouTuberという職業に否定的なのか
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YouTubeを職業ではなく、「他に付随するもの」として考えてみては?
子どもYoutuberに興味がある人はぜひ読んでみてください。
■ 親世代の多くはYouTuberという職業に否定的
(画像:写真AC)
とある調査では、「親が『子どもにはこの職業になってほしくない』と思う職業」No.1に輝いたというYouTuber。栄えあるのかないのかよく分かりませんが……肌感としてもこの調査の通りでしょうね。
我が子が「YouTubeで食べていくから!」と言い出したら多くの親が慌てて止めに入るでしょう。
なぜYouTuberになって欲しくないのか?
YouTuberに合ってほしくない人の意見としては、以下のようなものが考えられそうです。
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YouTuber人気がいつまでもつづくわけがない
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くだらない動画を出していて仕事というのは恥ずかしい
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なんか怪しい(そんなことで稼げるのか?)
たしかに、最近出てきた仕事です。
でも伸びてくるのは間違いありません。5Gの登場によって動画は間違いなく伸びます。
現時点(2019年1月)でも、テレビの有名人より有名なYouTuberは大勢います。
企業としても、YouTuberのようなインフルエンサーを広告に起用したほうが儲かりやすくなる日もそう遠くはないでしょう。
なんか怪しいと思っている人も一定数いるようですが、別にテレビと同じです。間にCMが挟まるから、その広告料で稼いでいるのです。怪しい商売ではありません。
ただ、
YouTuberで稼ぐのは思っている以上に難しい
ということを知らない子どもが多すぎます。
「好きなことで生きていく」というコピーはすごくうまいですよね。コーラ風呂に入ったり、おにぎり1分チャレンジしたりしてそこらの会社員より稼いでいるっていうんですから、そりゃ目指したくもなります。
ただ、そんなに稼いでいる人はごく一部。
ほとんどのYouTuberは本業をしながら、半分趣味・半分仕事で投稿しています。
よっぽどカリスマ性があるなら分かりませんが、群雄割拠すぎ本当に難しいですよ、ということを子ども達には知って欲しいですよね。
■ YouTuberとして稼いで生きることだけがYouTubeの使い方ではない
(画像:写真AC)
YouTubeで稼いで食べていくことは難しいです。
でも、それだけでYouTuber投稿をやめさせるのもどうでしょうか。
YouTuberになること自体はぜんぜん良いことだと思うんです。
自分の仕事・業績をアピールする場として
YouTubeに自分の動画を投稿している以上、再生回数を増やすため、チャンネル登録者数を増やすためにいろいろ試行錯誤しますよね。そういった試行錯誤の末に結果が出たとなれば、それは「継続力」「企画力」「プレゼン力」などを示すのに十分な材料になります。
趣味を発信しているだけで仕事につながる可能性も
芸能人を見ていると分かりやすいですが、「えっ!?この人にこんな趣味があったんだ!」とか、「この人こんなことにも詳しいんだ」ということがありますよね。
鉄道BIG4にSKE48の松井玲奈さんが加わりましたが、あれだって「アイドルだから、鉄道好きなんて言っちゃダメかな」と思っていたらあの仕事はこなかったわけです。
好きな動画を作って発信しているだけでも、そこから人脈が広がり、仕事につながる可能性があるんですね。
クリエイティブ系で食べていくこともできる
ちょっと売れてきたYouTuberは、「編集のプロ」に動画編集を任せているそうですよ。
もしガチのYouTuberを目指して途中で挫折してしまたとしても、そのような仕事があるので食いっぱぐれることはないでしょう。
■ まとめ:難しいことは教えつつ、挑戦させてみては?
今回のポイントをまとめます。
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YouTuberは親世代から不人気だが、未来がある職業なのは間違いない
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YouTuberを簡単な仕事だと思っている子どもは甘い。それをしっかり教えてあげるべき
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「広告費で稼げる」以外にもYouTuberをしていればメリットが多い